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脱毛症に効果があることで知られるフィナステリドは、
薬としては『プロペシア』として知られています。

もともとは脱毛治療のために開発研究された薬ではなく、
前立腺がん等の治療薬として使われていた薬剤でした。
90年代後半に発売されたものですが、
日本国内で医薬損として認可が下りて販売が開始されたのはのは
2005年からになります。

僕が初めてプロペシアを利用しだしたのが
まさにこの頃です。

ただ、初期脱毛でかなりの抜け毛を体験して
怖くなってその時は1ヶ月で辞めてしまいました。

男性型脱毛症の治療薬といえば、
それまでは頭皮に直接つけるタイプの薬剤が主流でしたが、
この薬の登場によって内服薬での脱毛症治療が格段に進歩したという、
革命的な成分なのです!

フィナステリドは服用すると、
抜け毛の原因のひとつである2型のDHTの生産を抑制します。
これによって、抜け毛や薄毛の重要なポイントである
発毛サイクルの回復が期待されます。

一本一本の毛髪がしっかりしてくることで、
外見も変わりますし、抜けにくい強い髪を作ってくれるのです。

生えてきた毛髪が太くなる前に
抜け落ちてしまう原因となるのがDHTです。

この生産が抑えられるというものが
フィナステリドの効能ですから、
残念ながら既に毛根が無くなってしまっている部分には効果がでることはありません。

マイクロスコープを利用すると
毛根が生きているのか死んで閉じてしまっているのかを
確認することができます。

ただ、僕がもっているような家庭用のマイクロスコープでは
なかなかそこまで倍率が高くないため確認することができませんでした。

ただ、SBC毛髪医療再生センターに初めて訪れた時に
ドクターと一緒に、マイクロスコープにて確認しましたが
毛根が閉じている訳ではなく、
まだ髪の毛が細くなっているだけ
ということが分かりましたので
AGA治療を本格的に再開することにしました。

そのため、治療開始は脱毛症になってから
なるべく早い時期が良いです。

効果が現れてくるまでには早い人で三ヶ月、
遅くとも半年程度でしっかりとした違いが出てくるという成分です。
毎日同じ時間に服用することも重要だと言われており、
また飲み忘れをするとまた元に戻ってしまうそうですので
十分な注意が必要です。