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男性型脱毛症の原因として多いのは、
男性ホルモンの一種であるテストステロンという物質が
ジヒドロテストステロン(DHT)に変化することによって、
結果的に髪の成長を阻害することにあります。

もともと体内にあるテストステロン単体で脱毛が起きるわけではなく、
5αリダクターゼ(酵素)の働きが
抜け毛のメカニズムに深く関わっているのです。

そのため、抜け毛の直接の原因となる
ジヒドロテストステロン(DHT)への変換を防止するために、
この5αリダクターゼ(酵素)を
うまく抑制することが重要な対策と考えられています。

5αリダクターゼ(酵素には)1型2型が存在し、
特に厄介なのが2型です。

服用するタイプの脱毛症治療薬として知られている
フィナステリド(プロペシアなど)には、
この2型の活動を抑制する働きがあり
しっかりとした効果があると報告されています。

ノコギリヤシは、1型と2型の両方に効果的?

ノコギリヤシの成分は自然由来でありながら、
5αリダクターゼの1型と2型の両方の活動を阻害する効果を持っていることから、
現在はこの二つを併用する方法が抜け毛対策として人気があります。

ただ、僕もノコギリヤシのサプリメントを数ヶ月利用したことがありますが
正直あまり効果を感じられませんでしたので現在はプロペシアと
Lリジンなどの他のビタミン剤を併用しています。

このような成分には個人差がありますので
サプリメント自体は、数千円で購入できるモノが多いため、
他の人には効果があるかもしれませんのでチャレンジしてみてください。
また、特別な薬という形ではありませんが、
不足しがちな亜鉛の摂取も有効とされているので、
多く含まれている食品であるレバーや貝類を多く食べるのも良いです。

その他では、みかんの皮や緑茶(カテキン)、ビタミンB群なども、
5αリダクターゼ(酵素)の働きを
ブロックすると言われています。

ただ、5αリダクターゼの抑制に効果があるとされているのは、
フィナステリドのみです。

その他の食品や成分に関しては、正直、あまり立証されている訳ではありませんのが
とくに害のある成分ではないため、 現状の薄毛対策があまり効果が出ていないのであれば
一度トライしてみることをおすすめします。