基礎化粧品と同様に人気を集めているのが
無添加シャンプーですが、
これだけでは日本語の意味をなしておらず、
何が加えられていないのかがはっきりしない、
曖昧な言葉が一人歩きしている状態です。
なんとなく自然っぽい感じがする、
悪い物が入っていないように感じるというだけに過ぎず、
宣伝文句としての言い方なのだと思った方が良いでしょう。
ただ、この表現自体がまったくの無法地帯というわけではなく、
当初使われていた意味としては
『表示指定成分無添加』
の製品を示すものでした。
現在は原料を全て表示することが
義務づけられているため、
表示指定成分そのものが存在しなくなったため、
このような表示はなされませんが、
今でもこの旧表示指定成分を使用していないシャンプーが、
無添加を名乗っていることが多いと考えて問題ありません。
それ以外にも、防腐剤や合成香料または何らかの成分について、
製品に添加していないことをアピールする商品もありますが、
どちらにしても使われている成分については、
全てラベル部分に羅列されているのですから、
本来はそれを見て自分で判断することが求められているのです。
この点は、普通のシャンプーと同じことですから、
言葉だけに踊らされて高価なだけの買い物をしないよう、
ひとりひとりが気をつける必用があるのです。
育毛の観点から考えると無添加というのは
とても頭皮に優しく、余計な刺激を与えないため
抜け毛を減らす事にもつながります。
ただ、フケが多い人や脂っぽい人など
症状によっては無添加シャンプーでは抜け毛が減らない人もいますので
避けたい成分が何なのかをしっかりと理解し、
内容に納得した上で購入するようにしましょう。
