「帽子をかぶると薄毛になる」というのは、
帽子をかぶる事で汗をかき、
帽子の中の蒸れや血行不良が、
抜け毛の原因となる訳です。

可能性は「0」ではないですが、
あくまでも都市伝説だと思ったほうが良いですね。

たしかに禿げているオヤジや禿げた義理の父も
キャップ帽をよくかぶっています。

これは単純に禿げているから隠す為にかぶっているだけで、
帽子をかぶっているから禿げている訳ではないのです。

しかし重いヘルメットなどを被っていたら、
血行がわるくなり薄毛になるかもしれませんね。
では、本来の帽子の機能を考えてみましょう。

帽子の機能をしっかりと理解しよう!

帽子は、夏場は強い紫外線や暑さを防ぐために使われ、
冬場は寒さをしのぐために使います。

昨今、熱中症の患者さんの増加によって、
命を守るということでも帽子は有効的手段と言えます。
また、コックさんが衛生面で利用したり、
工事現場でのヘルメットのように頭を守るための利用など、
職業に使用される場合もあります。

結果的に機能面では「帽子は頭を守るもの」と考え、
薄毛を気にして被らないのは間違っています。

夏場の紫外線が与える刺激を考えたら、
帽子が頭皮に与える影響なんて「0」に等しいです。
紫外線でも禿げますからね。

ただ、過酷な環境によっては本当に薄毛・抜け毛の原因になるかもしれませんね。
例えば、サウナでの帽子の着用など、
考えられない状況での利用です。

そんな稀な状況で、
もし薄毛になったとしても参考にもなりません。
そう考えると薄毛の原因を帽子とするより、
他の理由を考えたほうがあきらかに建設的です。

やはり義理の父のように薄毛を気にして帽子をかぶってる人が多いですから
「帽子」が「薄毛男性の必須アイテム」というイメージになっているかもしれません。
それが「帽子をかぶると薄毛になる」というイメージに加速をつけたかもしれませんので
誤解のないよう理解しましょう。