頭髪の抜け毛の症状にホルモンが関係しているということは、
現在ではかなり一般に浸透した知識になりました。
脱毛症に多い原因は、
男性は男性ホルモンの増加、
女性なら女性ホルモンの減少による、
ホルモンバランスの変化であることが多いと言われています。
男性ホルモンの働きは、
頭髪以外の体毛の量に関係しています。
髪が薄くなってしまった反面、
ヒゲやその他の体毛が濃くなったりする症状は
このために現れるものです。
対する女性ホルモンは髪の成長に関係し、
保全に働きかけるため、
抜け替わりまでの期間を長くしてくれます。
通常、髪の毛は5年周期で生え変わりますが
ホルモンバランスが崩れると、
この周期が短くなります。
どちらの物質も男女両方の体内で作られる物ですが、
年齢によって分泌量やバランスが変化するため、
結果的に抜け毛や薄毛の症状につながってゆくのです。
男性の抜け毛対策としては、
この男性ホルモンの量を抑制すると良いと考えられており、
プロペシアやミノキシジルなどの育毛剤などの利用と合わせて
食生活の改善などが求められます。
具体的には、緑茶や女性ホルモンに近い
物質である大豆イソフラボンを含む大豆製品などを、
積極的に摂取すれば良いのではないかと考えられています。
これは自覚はまだないですが、
僕は、毎日1回は納豆や豆腐などの
大豆製品を食べるようにしています。
髪に良いとされている育毛系のサプリメントにも、
このような成分が含まれているものが多くあり、
薬ほどではないにしても、一定の効果があるとされています。
特に大豆製品については、健康にも良く、
髪を作るために必用なタンパク源にもなるものであることから、
大豆イソフラボンの効果だけでなく、
育毛には良い食べ物として勧められていることが多いのです。