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強いストレスを感じると、
人間は何かの発散行為に走りたくなり、
極端な行動に出てしまうことがあります。

その代表的なものとして過食行為があります。
いわゆる『やけ食い』のことですが、
度が過ぎると体調を崩す原因となったり、
さらには深刻な過食症に陥ってしまうことも考えられるため、
方法とコントロールが必用な行為でもあるのです。

疲れたときに何かおいしいものを食べることは、
心にも体にも良い影響をもたらします。
例えばチョコレートの大袋を一度に食べきってしまうより、
すこし高価なガトーショコラをゆっくりといただくほうが、
本来は心が満たされる行為になり得るのです。

贅沢をする、という行為もストレス解消の一端を担うものですから、
ちょっと考え方を変えてみることで、
量より質のやけ食いをするというわけです。

料理の好きな人であれば、
作ることを楽しむのが食べる量を抑制する力になります。
出来合いのものを買いあさって帰宅するのではなく、
材料を購入して料理の段階に手をかけることで達成感を得られるばかりで無く、
これも立派なストレス解消法のひとつになるでしょう。

過食によって起きる体重の増加や肌荒れや体調不良は、
快適な毎日を過ごす邪魔になるものばかりです。
一瞬の快楽ではなく、後のことを考える心の余裕を持って飲みすぎや食べ過ぎを防ぎましょう。
何かを食べるときには、いくつまでと決めたり、
食べるだけの量を皿に出して残りはしまってしまうという簡単な行為だけでも、
後悔する機会を減らすことができます。